青色申告とは

青色申告とは

青色申告とは何でしょうか?

 

確定申告には2種類あります。青色申告と白色申告です。

 

青色申告とは、山林所得、不動産所得、もしくは事業所得がある納税者が毎日の収入や経費を帳簿に記載していって、最終的にその帳簿に基づき、正しい所得および税額を計算して申告を行う制度のことです。

 

青色申告とは、前述のとおり正確な帳簿による申告がベースとなりますので、税務署や他の金融機関に信頼を得ることという長所もあわせ持ちます。

 

青色申告とは?にて特筆すべきことの一つに、実に様々な特典があることも知られています。簡単に列記いたしますと

・(一定の条件下で)家族へ支払った給与の全ての金額を経費として計上できる

・10万円の控除が可能(不動産所得より)

・赤字の繰越しができる(3年間)

これを始めとして50項目もの特典があり節税するためには青色申告が有利だといわれています。

 

最高で55万円の控除を受けることができます。

 

青色申告においては、正規の帳簿は複式簿記の方式で記帳しますが、この方式ではマネーのフロー(流れ)を、結果とその原因という両方の面から記録していくという方式なのです。たとえば、現金を受け取る、その原因として商品を売るということがある場合、売り上げの結果の現金という資産の増加、そして売り上げという収益、を同時に記録するのです。

 

なお、記帳の方法は、税務署にて、税理士などから指導斡旋をしてもらうこともできますが、最近では、ソフトウェアの利用が進んでおりPCで記帳する人が増えているそうです。

青色申告の場合、確定申告を行うためには、「青色申告承認申請書」と呼ばれる書類を税務署に提出することになります。

 

ここまでが「青色申告とは」のご説明でした。

 

ちなみに、白色申告というのは、原則として帳簿作成が必要ありません。領収書などを整理・保存しているだけで申告でき、小規模な事業者は青色申告ではなく白色申告で手続きすることも多いそうです。

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